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牽引(けん引)免許 教習所で取得ブログ

けん引免許のムズかしさは、教官曰く卒検落ちた人いないっていうレベルだよ!

 

 

牽引教習の時間

牽引(けんいん)免許は 【技能講習[12]コマ+卒業検定(学科は無し)】 

内容はひたすらバックの練習をし続けること

教習日記


けん引[1]コマ目
真っ直ぐバック出来るようにする練習+縁石に沿う形で幅寄せの練習
これだけだと簡単そうに聞こえるが一コマ使うだけあり中々難しい。と言うのもけん引車は常に荷台部分が何もせずとも左右にズレていくので細かいハンドル捌きによりズレを修正しながら真っ直ぐを保たなくてはいけない。しかし、このハンドル捌きがチンプンカンプンなのです。そんな状態で幅寄せの練習に移りこれまたさっぱりわかりません

そしてけん引車難しすぎる状態で一コマ目終了。ずっと後ろを向いてたので首がとにかく痛い かなりやばいです首へのダメージ

けん引[2]コマ目
右方向変換の練習

要は180度車の向きを変えるということです。今回指示いただいた教官がけん引車苦手だと仰っしゃる方でこれは色々ヤバいなと思いましたが、どうしようもないので自力で練習に勤しむ。そしてそのまま2コマ目終了

けん引[3]コマ目
2コマ目と同じ練習。

まさかの2コマ目と同じ教官となりまたもやひたすら自力での練習。

だがしかしひたすら自力でやっていて何かコツが見えてきた気がする。変わらず右方向変換をしつづける時間です

けん引[4]

上記と同じ練習+踏切とS字

3コマ目とは違う教官になりとうとう本当のけん引車の運転方法を知ることになる。
これは衝撃だった。自力とかアホらしすぎた無駄すぎた。目から鱗という言葉が当てはまるレベルでコツを掴める。あとは踏切やS字を1度ずつ行くことになる。
一応この2つは検定コースの一部ということらしくて難度が気になるところでしたが、最も難しいのではと懸念していたクランクが無いので全く気にかけることこの上なく必要無く簡単だった

けん引[5]
右方向変換の見極め(第1段階終了)

要は今までやってきた右バックが理解できているか程度ですので気負う程のものではなく、例えこのコマ最初の方で右バック出来てなくても最後の方で何とか出来たらオッケー貰えるくらいです。それも指導してもらいながら
今回も非常にわかりやすい指導員のおかげでメキメキうまくなれる

 

けん引[6]
第二段階・左バックの練習

右バックと違い直接タイヤと縁石を見れないのでサイドミラー頼りに…これがまた難しい。トラックのミラーは魚眼レンズだかなので距離感全然掴めないんですね
とりあえずひたすら左バックをして、足が疲れたら外周一回りするの繰り返し

兎も角ミラーと実際の距離感の違いを身体に叩き込むことが重要となる次第です

けん引[7]
けん引[6]と同じ内容

けん引[8]

上記練習+検定コース

少し検定コースを回るようになる。と言っても踏切とS字くらいなので終えたら再びひたすらバックの練習。兎にも角にも左バックと右バック

けん引[9]
けん引[8]と同じ内容

けん引[10]
けん引[8][9]と同じです

けん引[11]
これまた同じ内容

ひたすら苦手なバックを練習し続けることになります

けん引[12]
卒検前の見極め検定
内容は卒業検定2コースを周り卒検受けていいかどうかの判断をされるということですね
まあ余程の余程何度やってもダメでもない限りオッケサインを貰えます

 

卒業検定

朝10:35集合からコース説明等あり受験者が私一人ということもありすぐさま卒検スタート

乗車前から試験は始まっているので無駄に周囲確認をして乗車。座席位置を合わせミラー確認も済ませエンジン入

けん引で難しいのは言うまでもなく方向変換ですけど、個人的に急角度での左折も不得意ゆえに気をつける点はその二つのみ。とは言えいくら気を付けようと技術不足を補うことは出来ないのでそこはしっかりミスった。

まずは急角度での左折、やはり後輪が縁石から離れまくる。次に方向変換、案の定ハンドルを切り間違え訳分からない方向に荷台が行くもあくまで課題は方向転換。駐車の観点からみると車両の向きは不細工極まりない形だが方向転換というルール上不細工な車の向きでも方向転換さえ出来れば良いので何ら問題無くそのまま不細工クリア。あとは普通車と変わらない運転なので緊張感の欠片もなく無事終えることができた

結果は90/100点っぽいニュアンス。合格点は70なので余裕ということになります。所詮12コマしかない教習車のレヴェル 落とした10点は左折時後輪が縁石から離れまくっていたからでしょう


これにてけん引車の免許取得となった次第です、はい

 まとめ

  • ある程度運転出来るようになって思うたことは、教官により若干の指導の差というかやり方の差(方向変換の為のバックをするためには、ハンドルを1回転まわしとくとか、半回転まわしとくとか)があるなと思っていて、どんなやり方が一番良いのかと結構悩んでいた。だけども考えてみたら、車の位置や荷台の向きによりハンドルの切り方等変わるのは当たり前のことだったなって、なのでもしもそこで迷いが生じた時には兎も角1つ、ハンドル半回転なら半回転でやり続けて、この角度この荷台位置ならこうなってくなというのを覚えてから、その後に様々な位置からの様々なハンドルの切り方を練習した方が早く上手くなれたなとおもう

 

  • けん引車だとバックも勿論のこと、左折時(90度以上の曲がり角)後輪を縁石に当たらないようにすることが結構難しいので、要練習ポイントとなった(もしかしたら通っていた教習所の道幅が狭かった為に難度が増していた可能性があることは否めない)     とりあえず卒業検定では左折をかなり大回りにして減点された方が良いと思ったので私はそうした。どの教習所でもそうだろうけど縁石に乗りあげ脱輪扱いで即刻中止になるくらいならこの方法を取るべきでしょう。

 

  • 大型2種免許を所持していたので運転に少しばかり自信あったのですが、最初の教習で見事に鼻っ柱を折られることになります。やはり人間調子に乗ってはいけないなと学ばされた次第です

 

  • 兎も角教習所通いだと予約の関係等で日々通うことが難しく、折角掴んだコツみたいなものを忘れてしまうので、けん引車ミニカーでも買ってコロコロ転がしておくことが大事なのではないかと思った。そんなことを教官にも言われた

 

  • やはり出来る人に教わることが破茶滅茶大切。この感覚を身に染みて味わえたということが、けん引教習の代金で最大にして最高の収穫であったのではないかと思う次第です。とは言えこの感覚は学生の時に知るべき感覚だったのかもしれないと考えると複雑な気持ちにもなります

 

  • 兎も角自分に合わない教官に出会ったと思ったら心を鬼にしてすぐさま受付に言うこと。その1コマで貴殿の成長が遅れてしまいます

 

  • けん引車の卒検は、普段車の運転をしている人にとっては比較的簡単と思えるでしょう。なので緊張感を抱くことなく受けることが出来る数少ない愉快な試験ということになると思います。「試験なんてチョロいもんだろ?」といった優等生気分を体験したい人にとっては、手軽な免許ということになりますので是非取得を目指していただきたいところです

 

 

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